アニメ私的ベスト100
NHKのアニメベスト番組に便乗して、僕にとって純粋に面白いと思ったアニメベスト100を選出しました。過去の自分の好きだった作品も考慮する関係で色々と漏れてしまった作品も結構あります。好きなアニメを公言することが自己紹介にもなると思い、まとめました。シリーズものは代表的なものをひとつ選出しています(明らかに趣旨が違う作品は別で選んだものもあります)。
僕はアニメの批評や感想を読むのが好きで、最近の研究テーマとしてそういったアニメ関連の情報収集を効率的に行う技術の提供を目的にプログラミングを勉強しています。
Twitterではアニメ批評などについて言及しているので、そちらも参考にしてください。
まつどの雑なアニメ語り(暫定版) - Togetterまとめ
最近、アニメの教養の記事をもっと読んでもらうためにtwitterにおいてどんなタグが良いかという呟きをしました。以下の文章は僕のツイートからの引用です。
アニメの教養をつける。もしくはアニメで教養をつける。そういう記事を投稿するときのタグとしてあなたが選ぶならどのタグが良いと思いますか。町口哲生『教養としての10年代アニメ』に便乗して、そういう話題を共有するタグがあるといいなと思い。他にもアイデアあればリプください。 #ア大
— まつど (@matsudotsuyoshi) 2017年5月5日
「アニメをもっと深く考察したいという欲求を満たすため他の分野で身につけた分析手法や結果を用いてアニメを解釈したり」、「アニメを観るなかで気になるようになった素朴な疑問を解決するために学問を学びたいという欲求が生まれたりする」ことへの橋渡しとして教養というパッケージを借りること。
前者の欲望を満たすためには、もっとこのアニメ批評の分野が栄えるようになる必要がある(そうすれば知的分業が進み書き手も多様化する)。そのためにどんなパッケージを用いて散らばったアニメ考察情報を集約していくかというのが問題になってくる。
アニメクラスタへの現時点での影響力は皆無に等しい(せいぜいアニクリ執筆者にその存在を認知してもらっている程度で)から、むやみにタグを分けても初動の部分で躓くかなと思いそこは誤魔化して書いたけど、確かに(アニメで語るとアニメを語るとは似て非なるものだから)分けた方がいわれのない非難をされないで済むかもな。
「アニメの感想だけを集約するのに特化したアニメデータベースannict
さんの仕事のように書き手が情報の集まる場所に積極的に参加すること」や「作品横断のタグ付け(例えば教養でくくる)をすることでアニメ考察情報を散らばらないようにすること」を促す記事を書くのが大事かもだけど。
そういう記事を書くのに色々と問題になることが、ひとえにアニメを語る言葉といってもかなり住み分けがされている訳で、個人製作アニメーション考察なども一括りにするのは不味いだろうし、かといって最初から候補を網羅しておくのもごちゃごちゃして大変かなと思ったりもしたけど。
アニメの教養関係のタグを網羅しておいてその記事を自転車のハブのようにあらゆる感想へと通じるメインベースと捉えてもらうことができれば、住み分けがうまくいくだけでなく、読みたいものをピンポイントで探せるようになる。しかしそんなに合理的にものが進むのだろうかという気持ちもある。
アニメ批評の書き手さんはかなりの知性がある方が多いので、趣旨を分かって賛同してくれる場合もあるかもしれない。協力が得られるなら、自分の書いたお勧め記事リンクをまとめて(もしくはそのまま)それにアニメ教養のタグ付けしてもらって再投稿してもらうのが良いのかもしれない。
アニメ感想・批評・研究・考察の合理的なタグ付けを考えるというのは僕個人の頭のなかで簡潔する話ではないので、何人かの議論を経て洗練されていくぐらいの見通しをもって書くのが大事だし、その旨を記事内に書き込んでおく必要があったり反応を受けて何度も修正する臨機応変さが必要かも。
以上のようなことを考えたのですが、この件については有識者(?)たちの反応を待ちたいと思います。
最初、僕は自分の好きなネットで読める面白いアニメ批評を並べてまとめる記事を作ろうと思っていたのですが、そもそも批評とは何かなどの定義論・選出基準に一貫性を持たせること・内容の妥当性・まとめられる側の心象考慮(あいつと並列にされたくないみたいな対立も考慮しないといけない)というように色々と難しく難航しています。
好きなアニメ批評をまとめて、その記事を英語に翻訳して海外のブロガーとも交流を深めて、海外の面白いアニメ批評ブログをもっと気軽に読めるような環境作りも僕の課題のひとつでこれも上記の理由で難航しています。
そこで最近では読書猿さんの
プログラミングとなら、できること/図書館となら、できること番外編 読書猿Classic: between / beyond readers
という記事でプログラミングをかねてから勉強していたこともあり、pythonを使って
Pythonクローリング&スクレイピング -データ収集・解析のための実践開発ガイド- | カーリル
などの専門書を援用してアニメ批評ブログ記事をevernoteなどにまとめて(もしくは理想としては自動的に定期的に)バックアップして、観た作品名でevernote内を検索し直して串刺し的に検索し直すことで、今のように手動で地道に記事を探すよりは楽になるのではないかと考えています。
最近は↓のような手法が参考にできないかと参考文献を漁っています。
Twitterの人工知能エージェント:キメラ・ネットワーク(@_chimera0)の仕様 | Welcome to Singularity
しかし、僕は(経済的に不遇な通信教育の大学生であるため)基本的に独学で学んでいるため頼れる人間もおらず
大学の理工系の講義ノートPDFまとめ (数学・物理・情報・工学) - 主に言語とシステム開発に関して
などの基本的な情報科学の知識をとりあえず学びながら分からない所を地道に潰していくような時間のかかる学習方法しか取れません。もし僕の代わりにこのアイデアを実現してくれる方がいらっしゃればその方に任せたいと思っています。
現時点でも、アニメ批評にもっと気軽に触れてもらうための活動というのはいくつかあり、特にぎけんさんのインタビュー記事を頼りにブログやtwitterを探索するという方法もあります。
またTwitterにおいてもリストなどでまとめている方も結構いるので探してみるといいかもしれません。↓一例
@Alternative991/アニメ全般 on Twitter
また、アニメについてあんまり知らないという方については
などを参考にしてもらえるといいと思います(数が多すぎて自分もあまり把握できていません。この辺りを比較することも大事かもしれません)。
個人的にはevernoteにアニメ視聴予定/アニメ視聴済みノートブックを作りwikiなどから情報を抜粋して作品ごとにノートを貼り、気に入った感想を作品ごとに手動でまとめるというようなことをやっていました(が最近はネットのアニメ批評を全部読むという段階に至り、この作業の煩雑さに難儀するようになったため、自動化を目論んでいます)。
自分の感想をシェアするならannictを使うと、定期的に自分の特定作品への評価の変遷を記録できるので、「最初はあんまり好きでなかったけど、誰々の批評を読んでから観直したら前よりも楽しめた」というような自分の気持ちの変化が分かるようになり、自分の低い評価の作品は、いつまでも低いままであるとは限らず、何度も観返す動機付けにも繋がるのでよいと考えています(ただサービス提供がいつまで続くかという問題もあり個人的にもデータベースの知識を身につけておこうと考えています)。
アニメ批評オタクにとってのデータベースの意義は↓などの記事を参考に一度まとめ直したいテーマです。
作画@wiki アニメ会社紹介
http://www18.atwiki.jp/sakuga/pages/252.html
アニメの見方や批評ジャンルについては、色々と書かないといけないことがあるのですが、最近は忙しくてとてもじゃないですが、当分はそういう時間が取れないので、自分用のネタ帳を限定的に公開しておきます(ただし気分を悪くする可能性があるので、それが覚悟できる方だけー批判は受け付けません。あとやたらと別ノートと繋がってたり、中には引用の部分も(一応出典書いてあること確認したけど)あるので、その辺りもあくまで僕の専用のノートの限定公開ということでお願いします。引用の件で抗議があれば受け付けます)。
あとアニメーション研究を志す人は下のサイトも参考にするといいかもです。
アニメーション研究のための論文と書籍のデータベースサイト
http://database.jsas.net/mapping/recommendations/
前置きが長くなりましたが、僕の好きなアニメベスト100を公開します。選出方法はジャンルごとに下のサイトの記事群を参考にその順番に何となくリストに追加していき、載っていない作品については自分が会社別にまとめておいたevernoteのアニメ視聴済みリストから引っ張ってきて追加するという方法で選び、そのあと100を越えた分は適当に消しました。これが「アニメ批評の面白いアニメベスト100」や「アニメで教養を身につけるためのアニメベスト100」や「アニメの教養を身につけるためのベスト100」だったりすると全然違う感じになると思うのでその辺りは考慮してください(こういうのを選ぶのは結構難しい)。
参考にした記事群(ひとつのサイトを参考にしました。というのもこのサイトの記事をコピペしてevernoteに保存してジャンルごとに観たアニメを整理するのに用いていたからですが)
猫
おすすめの猫アニメまとめ - 面白いを求めて|アニメ・漫画・ゲーム
吸血鬼
おすすめの吸血鬼アニメ【ヴァンパイア】 - 面白いを求めて|アニメ・漫画・ゲーム
麻雀
おすすめの麻雀アニメ一覧 - 面白いを求めて|アニメ・漫画・ゲーム
以上の記事の順番にチェックしてなんとなく選出したリストなので多分1ヶ月後に同じことを別のサイトを用いてやってみたらまた違ったベスト100になると思います。
2017年5月の僕の好きなアニメベスト100
あとおまけで、evernoteをこれから始めようという人で、メアドを僕に知られてもいいと思う人(紹介登録に必要なので、それ以外には使わない)
Evernote紹介プログラムがスタート!紹介された人は登録するとプレミアム1ヶ月分が無料!紹介者にも交換可能なポイントがもらえる! | DelightMode(ディライトモード)
こういうのあるんで、evernoteプレミアム会員1ヶ月分欲しい人は言ってください(僕のことある程度信用できるなら)。
クラウドサービスってdropboxとかもあるけど全然使いこなしてないんだよな。evernoteも金銭的に困ってるため一度も課金したことない無料ユーザーだし。